K.O.(1)に興味を持ってみた

K.O.(1)

私立青峯高校では、制服のワッペンの有無で生徒の扱いが違う。
ワッペンのない生徒は落ちこぼれの烙印を押され、迫害される毎日。
そんな「ワッペンなし組」の一人、沖田恭一が、ちょっとした弾みで高校ボクシングNo.1の綾錦輝に挑戦することになった。
ボクシング経験皆無ながら、大勢のワッペンなし組の声援を背に、綾錦との試合で意外な奮闘を見せる恭一。
その力の源泉は、自分たちを馬鹿にする連中を見返したいその一心だった。
白熱の試合は、綾錦リードのうち最終ラウンドを迎えることになった。
地区予選に出場した恭一の緒戦の相手は、綾錦と互角の実力を持つ黒竜寺学園の堂馬勝男だった。
ワルとしてならす堂馬は恭一を、勉強もできなければワルにもなれない半端者として見下していた。
試合では堂馬の強烈なパンチが容赦なく炸裂する。
恭一は意地を見せることができるか!?恭一の前に、最強の敵が現れた。
無名ながらオリンピック候補選手を瞬く間にKOして鮮烈なデビューを果たした石田健高。
ボクサーだった恭一の父親のかつての宿敵で、最強のチャンピオンとして君臨した天堂錠の愛弟子だった。
健高は心ならず別れてしまった、昔の恩人に恩返しするべく必勝の覚悟で大会に臨んでいた…。
諸葛亮、字は孔明------曹操・劉備・孫権が天位を争い多くの英雄たちが天下に名乗りを上げ、策謀と戦闘が渦巻く後漢末期。
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