ワイルド7(6)

香港でハイジャック犯から乗客たちが解放された。
乗客にまぎれ逃亡の機会を狙う犯人を見逃すまいとワイルド7たちは鋭い眼光を向ける。
だが途中で介入してきた公安警察のせいで、すんでのところで『ゆうれい将軍』を逃がしてしまった!! ゆうれい将軍は自治領のシラブ島に逃げこんでしまい、もはや政府機関にも手が出せない。
しかも古産国に捕まったと思われていた大使は、実はハイジャックを偽装に自ら亡命したのだという!?日本で内乱を起こさせようとするコンクリート・ゲリラ。
その攻撃は事故に見せかけているため証拠が掴めない。
そのうえ外人を使っているので日本の法律が通用せず、逮捕することもままならない。
このゲリラの疑いでこれまでに捕らえた外人が3人いたが釈放せざるをえなかった。
そして、二度と捕らえることができないのだった。
二度目にゲリラと対面するのはいつも死体収容所なのだ。
ゲリラ専門の殺し屋…その意外な正体とは!?ワイルド7のメンバー・世界とチャーシューがゲリラたちに無残にも殺されてしまった! だが世界が死の直前自らの身体に記したメッセージによって、ヤツらの目的が横浜港ノース・ピアで揚陸される米軍のミサイルであることが判明。
公安は厳重な警備体制を敷くが、その警備網の一角にはゲリラ・ハンターの本間ユキが忍び込んでいた。
しかしゲリラは護衛のMPにすりかわっており、まんまとミサイルの強奪に成功したのだった!!密命を受け、正体不明の娘マリをつれて戦火に包まれるラオス・ベトナム国境地帯から脱出を図るワイルド7は、それを阻もうとする九龍会の暗殺者に狙われることになった! 密林の廃墟で1人目を倒した一行は、敗走中の米軍数人と共に行動することに。
残る殺人者はその中にいるのかもしれない…。
姿なき暗殺者に襲われながら進む一行の行く手には北ベトナム軍の陣地があった。
ここを突破しなければ、前には進めない――!!北ベトナム軍の陣地を突破するため、道に迷った旅行者になりすました両国の運転するトラックに隠れて陣地内に侵入した飛葉。
両国が車を燃やして北ベトナム軍の目をくらませているうちに、闇に乗じて機関車で一気に通過する予定だったが、マリが足手まといになり門を閉ざす鎖を切ることができない。
しかし機関車は今まさに突進してきており、鎖を切ることが出来なかったら乗っている仲間もろとも吹っ飛んでしまうのだ!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011199